半世紀以上の歴史がある、葛飾納涼花火大会が7月23日に開催されました。
映画『男はつらいよ』でお馴染みの柴又は、下町情緒あふれる人気の観光地です。
約15000発以上もの花火が葛飾の夜空を華やかに彩ります。
観覧席から打ち上げ場所が近く、都内屈指の臨場感が味わえます。
青く染まった江戸川の河川敷には、席を確保しようと多くの人が朝早くから待機されています。
場所取りによって混乱やトラブルが起きることも。
来場者が安全に気持ちよく花火を楽しむことができるように、
MMSも綿密な計画のもと、暑さに負けずに猛進してまいりました。
約77万人が来場した昨年度に引き続き、今年も大変な人手で賑わうことが予測されます。
観覧者の滞留防止
入場規制に伴う入場車両の確認
協賛関進入防止
船着き場周辺の喫煙防止
などなど、警備課題は山積みです。
お客様がトイレ前付近で座り込んだり立ち見することは禁止されています。
観覧エリアときちんと差別化するために、
トイレ動線・待ちスペース確保を強化します。
スポーツ自由広場内トイレはたくさんの女性客が押し寄せます。
動線をきちんと確保しないと、あっという間に混乱が生じてしまいます。
女性警備員を配置し、列の整理、空きトイレへのご案内を常時実施します。
丁寧にアナウンスすることで、待機されている方々のストレス緩和に努めます。
階段や土手下道路・サイクリングロードでは、観覧者の滞留が発生しやすくなります。
転倒事故や将棋倒し、迷子の発生などの危険に備え、
警備員は気を抜かず周囲に注意を払っていきます。
滞留は熱中症の一因にもなり、体調不良の方には早急な対応が求められます。
緊急動線の確保も忘れてはいけません。
車路坂道上に緊急車両が通行する可能性があるため、
観覧者にカラーコーン内側の歩道エリアを通行していただくよう
通行禁止広報や迂回案内を徹底していきます。
大きな波乱なく、第58回葛飾納涼花火大会も無事終えることができました!
参加された皆様、
夜遅くまでお疲れさまでした。