例年55万人が荒川河川敷に足を運ぶ、
第65回いたばし花火大会が8月3日に開催されました。
日本最高峰の花火師が手掛けた「芸術玉」、
都内最大の大輪「尺五寸玉」、毎年大好評の「ピカチュウ花火」、
圧巻のフィナーレを飾る「天空のナイアガラ」など、見どころ満載になっています。
荒川放水路通水100周年祝いも兼ねており、
戸田市と共催で大玉が100発以上も連続で打ち上がる特別プログラムです。
例年に増して厳しい暑さが続く今年、
万全の熱中症対策のもと、MMSも警備に努めてまいりました!
会場はすでにたくさんのお客様で賑わっております。
ここで思わぬ事態が発生…!
ある一ヵ所の階段下一帯が雨水で陥没しており、滑りやすく大変危険な状態に。
お客様の安全確保のため、隣の階段やスロープへの迂回を呼びかけます。
お子様連れやご高齢の方、浴衣のお客様もたくさんいらっしゃいます。
転倒事故のないよう、足元への注意を丁寧にアナウンスします。
その後警察の方の指示により、当該階段は完全封鎖となりました。
「なんで通れないの?」「どこ行けばいいの?」
そんな声も多く寄せられます。
階段上部と下部にて警備員を配置し、別ルートのご案内を徹底します。
日も暮れはじめたころ、
有料観覧席エリアは入場規制が実施されました。
滞留防止のため、チケットをお持ちでないお客様を下流方面へ促していきます。
打ち上げ直前になると会場はさらに大混雑…!
有料観覧席付近での立ち見&座り込みの禁止を呼びかけてまいります。
チケット有無の目視確認やスロープへの誘導、トイレや巡回路のご案内など、
息つく暇もありません。
天端侵入防止も欠かせません。
規制区域外から人がなだれ込むと群衆パニックにつながります。
警備員を定点配置します。
ついに、花火が打ち上がりました!
会場から大歓声が湧きおこります。
みなさん大迫力の花火を見上げ、楽しんでらっしゃいます。
MMSの仕事はつづきます。
河川敷など傾斜がある場所は雑踏事故が起こりやすいです。
花火を見終えたお客様が混乱なく帰路に着けるよう、
「ゆっくりお進みください」「お子様の手を離さないでください」
などのアナウンスは必須です。
花火終了後、
スロープ上の天端が退場者によって突破されるおそれがあります。
カラーコーンを敷いて警備員は気を抜かず、周囲の状況に注意します。
埼京線浮間舟渡・戸田公園と三田線西台・高島平の2路線4駅に帰宅ラッシュが発生します。
状況をみて、階段封鎖を行い混雑集中を防ぎます。
何かあれば、近くの警備員が素早くサポートできるようにします。
MMS警備、今年も大きな混乱なく、
いたばし花火大会を無事終えることができました。
来年も頑張ってまいりましょう!
参加された皆様、
極暑の中、お疲れさまでした。