秋の到来を感じる9月28日、北区花火大会が開催されました。
昨年の第10回記念の集大成を超えた、
新たな北区花火大会<REBORN>をテーマに、
荒川放水路100周年・旧岩淵水門の重要文化財指定を記念した「ストーリー花火」、
全国トップクラスの花火会社が自慢の花火を披露する「北区芸術花火博覧会」、
音楽とシンクロした「スパークル」など、一万発もの花火が秋の夜空を彩りました。
荒川河川敷・岩淵水門周辺には、
毎年約5万人前後の観覧客の来場が予想されます。
MMSは会場動線である旧志茂道各所に10名の隊員を配置し、
万全のチーム体制で警備に努めてまいりました!
昼以降、赤羽岩淵駅周辺は会場に向かう観覧客で大混雑します。
会場まで距離があるため、道に迷ってしまう方も散見されます。
ライトアップされた「赤水門」「青水門」とのコラボレーション花火が人気のようで、
大迫力で鑑賞できる有料席を探し求める方など、質問は後を絶ちません。
(川口市側有料チケットは会場最寄り駅が川口元郷駅である旨も説明します)
花火を楽しみにされているお客様が混乱することがないよう、
一人一人の質問にたいしてМMS一同、丁寧に対応してまいります。
有料席入場口となる岩淵橋と新志茂橋は15時以降、
チケットを持たない方の通行が不可となりました。
隊員2名は常時、拡声器を用いてお客様にチケット有無の確認を呼びかけ、
赤羽交差点方向に人流を促していきます。
無料観覧エリアは新荒川大橋上流側より入場が可能ですが、
歩道が狭く、待ち列が予想されます。
接触事故を未然に防ぐことはとても重要な任務です。
交通規制は掛からないので、歩行者が車道に広がって歩かないよう、
各隊員、安全に配慮した誘導を意識していきます。
橋上の路駐防止も欠かせません。
歩道での滞留や転落の危険性があるため、
橋上での花火観覧はできない旨、お声がけを徹底していきます。
お子様が橋によじ登ることがないよう、広範囲を注視する必要があります。
道に不慣れな来場者と居住住民でトラブルが発生しないよう、
円滑でスムーズな動線確保が期待されます。
また、一方通行エリアとなっていますが、
居住住民から「車を出したい」との申し出があった場合は、
付近の警察官に相談し対応を依頼します。
一般通行人が立ち止まって花火を観覧しないよう、
広報または個別にお声がけを行い、通行を促進させていきます。
警備上の利便ばかりを優先するのではなく、
来場者が気持ちよく花火大会に参加していただくことを第一に、
サービス業としての側面も大切にしてまいります。
打ち上げ開始前後は大きな混乱が見込まれます。
遊撃隊を用いて、
堤防沿い道路の滞留防止、私有地内への立ち入り禁止、
など各所フォローしていきます。
さらに、打ち上げ終了後は帰宅する来場者が駅前に殺到するため、
最後まで広報や協力依頼を緩めず、
群衆が停滞しないよう、流動させていきます。
大きな事故やトラブルなく、
無事、北区花火大会警備を完遂することができました。
参加された皆さま、
大変な人混みのなか夜遅くまでお疲れ様でした。